Netscape および iPlanet Enterprise サーバ
PHPをNESまたはiPlanet Webサーバ用に構築するには、適当なインストー
ルディレクトリを付けて--with-nsapi =
DIR オプションを使用して下さい。
デフォルトのディレクトリは、通常 /opt/netscape/suitespot/です。
/php-xxx-version/sapi/nsapi/nsapi-readme.txt
も参照下さい。
例 3-7
Solaris 上の Netscape Enterprise へのインストール例
Sun Solaris 2.6 上の Netscape Enterprise Server 3.6 へのインストー
ル手順
from: bhager@invacare.com
1. www.sunfreeware.com または他のダウンロードサイトから以下のパッケー
ジをインストールして下さい
flex-2_5_4a-sol26-sparc-local
gcc-2_95_2-sol26-sparc-local
gzip-1.2.4-sol26-sparc-local
perl-5_005_03-sol26-sparc-local
bison-1_25-sol26-sparc-local
make-3_76_1-sol26-sparc-local
m4-1_4-sol26-sparc-local
autoconf-2.13
automake-1.4
mysql-3.23.24-beta (mysql サポートを使用する場合)
tar-1.13 (GNU tar)
2. 適当なディレクトリがパスに含まれているかどうかを確認下さい
PATH=.:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/usr/ccs/bin
export PATH
3. gunzip php-x.x.x.tar.gz (.gz配布の場合、そうでない場合は4へ進む)
4. tar xvf php-x.x.x.tar
5. cd ../php-x.x.x
6. 以下の手順では、/opt/netscape/suitespot/ にNetscapeサーバがインス
トールされたているとします。そうでない場合には、正確なパスに変更
して下さい。
/configure --with-mysql=/usr/local/mysql --with-nsapi=/opt/netscape/suitespot/ --enable-track-vars --enable-libgcc
7. make
8. make install |
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baseインストールを実行し、適当なreadmeファイルを読んだ後、いくつか
の追加インストール手順を実行する必要があるかもしれません。
まず、全ての共有ライブラリを見つけるためにNetscape用の環境変数
LD_LIBRARY_PATH にいくつかのパスを追加する必要があります。これらの
設定は、Netscapeサーバの開始スクリプトで行うのが最善でしょう。
Windows ユーザは、おそらくこの手順をとばすことが可能です。開始スク
リプトは、通常以下の場所にあります。
/path/to/server/https-servername/start
/path/to/server/https-servername/config/
にある設定ファイルを編集することも可能です。
例 3-8
Netscape Enterprise用の設定例
Netscape Enterprise サーバ用の設定手順
bhager@invacare.comによる
1. 次の mime.types を追加します
type=magnus-internal/x-httpd-php exts=php
2. obj.confに以下を追加して下さい。shlib はシステムにより異なります。
使用するOSがUNIXの場合、mime型initの後に次の行を置く必要があります。
Init fn="load-modules" funcs="php4_init,php4_close,php4_execute,php4_auth_trans" shlib="/php4/nsapiPHP4.dll"
Init fn=php4_init errorString="Failed to initialize PHP!"
<object name="default">
.
.
.
.// 注意 この次の行は全ての'ObjectType'の後で、'AddLog'行の前とする必要があります
Service fn="php4_execute" type="magnus-internal/x-httpd-php"
.
.
</Object>
<Object name="x-httpd-php">
ObjectType fn="force-type" type="magnus-internal/x-httpd-php"
Service fn=php4_execute
</Object>
認証設定
PHP 認証は他の認証と併用することはできません。全ての認証は、PHPス
クリプトに渡されます。サーバ全体についてPHP認証を設定するには、次
の行を使用します。
<Object name="default">
AuthTrans fn=php4_auth_trans
.
.
.
.
</Object>
PHP 認証を単一のディレクトリで行うには、次の行を追加します。
<Object ppath="d:\path\to\authenticated\dir\*">
AuthTrans fn=php4_auth_trans
</Object> |
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